門司港 発祥 焼きカレー「焼きカレー」の始まりは昭和30年代の福岡県北九州市の門司港である。


当時、余ったカレーに卵をのせてオーブンで焼いたところ、実に香ばしく、美味しく仕上がり、驚きと感動の中、のちに店のメニューとして出し、好評であったという逸話が残っている・・・門司港は九州の最北端に位置し、明治から昭和にかけて国際貿易港として繁栄した港町。おもに戦後昭和25年ぐらいからの外国船そして、乗組員などが数多く、出入りしていた為、洋食文化地域としていち早く発達し、「焼きカレー」といった料理が誕生し、郷土料理的に家庭料理としても広まっている。

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門司港レトロ店
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上川端商店街

納得出来ないものは出さない・・・!!!

昔の味をそのままに・・・懐かしの「焼きカレー」


門司洋瓦様との一問一答取材

本文

焼きカレーとは?

質問

焼きカレーとはどんなものですか?



一言で言うと焼いたカレーです。最後まで熱く食べられます。

ご飯にカレーソースをかけ、卵そして少量のチーズをのせて、オーブンで焼いた料理が「焼きカレー」ですね。

特徴は焼くことによって水分が蒸発し、味自体が凝縮される。深い味わいになるって事ですね。そして焼きすぎてもいけないんですねこれは。高温で3分から4分、300℃以上の温度で焼くのがベストです。だからオーブンが充分に温まってないと上手くいかない。焼きながら温めるのではなくて、ピザを焼き上げるみたいな感じですね。

焼きカレーにはチーズという誤解

質問

旨味が凝縮されたカレーという事がよくわかります。そこで質問ですが旨味が凝縮された焼きカレーにはチーズがふんだんに使われる必要は特に無い様に思うのですがいかがでしょうか?


店舗風景

基本的にはあのチーズってのは、卵黄が破裂しない様に被覆したのが始まりなんですよ。だから、カレーを焼くっていう料理とチーズで被覆しているというのは別問題なんですよね。

昔のオーブンというのは今のとは違って性能が悪くって、280℃くらいまでしか温度が上がらなくて、長い時間焼いていたんですよ。そのことによって卵がバーンと破裂するんですね。その現象を抑える為に卵黄の上にチーズを被覆する事によって解決した訳です。それが始まりなんですよね。

だから皆、ドリアやグラタンみたいにチーズを沢山かけたら美味しいみたいに思っているかもしれないけども、焼きカレーでうちが特許をとったというのは卵黄を被覆したのが始まりなんです。

チーズをふんだんに使った焼きカレーのイメージは大きな勘違いなんですよ。

基本的には先程の話しに戻りますが、カレーを焼くことによって何故美味しいか。よく煮詰めた次の日のカレーは味が濃くなりますよね。あれと一緒なんですよ。あれを機械を使って短時間で仕上げるってのが焼きカレーなんですね。

チーズは多く入れるとチーズの味になっちゃいますからね。カレー本来の味が無くなってしまう。だからうちの焼きカレーには卵黄の上に少しだけしかかけていないんです。

焼きカレーならではのメニュー

質問

海老や貝類などを煮るのではなく焼くことで普通のカレーライスでは味わえない風味が特徴のメニューなどがあります。焼きカレーならではのメニューといえば他にどの様なものがあるでしょうか。

海老や貝類などを煮るのではなく焼くことで普通のカレーライスでは味わえない風味が特徴のメニューなどがあります。焼きカレーならではのメニューといえば他にどの様なものがあるでしょうか。


魚介は相性が良いですね。焼くと香ばしさが出てきます。肉の場合は、焼くことによって更に肉汁が出てきます。お肉の場合は生から焼き上げるのではないのですが、肉汁がぐっと出てきます。

昔の焼きカレー

昔の焼きカレーってチーズかかってないんですよ。横にプロセスチーズ、ツマミで食べる様なのありますよね。あれを小さくカットしてパラパラってかけるくらいです。

それで自分が卵黄の破裂対策にチーズを使う様になったのを、皆が表面的に真似をし始めたので焼きカレーにはチーズが沢山使われているものが多いみたいです。

ちなみにチーズを上手くつかうというアイデアに到達するまでには、これがけっこう時間がかかりました。それまでは本当によく(卵黄が)割れてたんですよ。

変り種の焼きカレー

キムチを一回入れてみて試してみようかというのがあって、入れてみたらけっこう美味しかったんですよ。キムチは汁を絞ってあげてから入れるんですけど、ピリ辛感とかも合って美味しいですよ。

カレーと漬物って合うじゃないですか。そういう部分からの発想ですね。焼くとけっこう香ばしくて良い匂いがするんですよ。

それで牡蠣とキムチの焼きカレーを作ったんですね。一時はメニューに載せてましたよ。牡蠣はキムチの旨味の元で使いますよね。そういうのもヒントにしました。

横濱カレーミュージアム出店について

質問

横濱カレーミュージアムといえば行ったことが無い人でも名前を知っている有名な食のテーマパークですが、どのような経緯があったのでしょうか。

最初のオファーの時はお断りさせて頂いたんですよ。忙しい時でしたから。2度目のオファーの時には店の状態などから挑戦出来ると判断して出店する事になりました。

カレーミュージアムはとにかく忙しかったの一言につきます。

今年の夏の焼きカレー

夏のおすすめの焼きカレーも勿論ありますよ。シーフード系とかですね。夏といえばシーフードですよね。8月9月くらいになったら野菜系のバラエティのものをと考えてます。

質問

夏の暑い日にカレーを食べたくなるってのは何かあるんでしょうね。ただ気温が高いからとかではなくて、湿度も高いとかそういった条件が重なってビールが沢山出るって事があるじゃないですか。あれと一緒でしょうね。

夏場なのにカツ丼が食べたいとかもあるじゃないですか。やっぱり何かしら体が欲しがる時があるんでしょうね。香辛料なども関係があるのでしょう。

今後についてなど

質問

これまでのお話からすると、焼きカレーは一気に広まるというよりは一つのメニューとしてしっかりと生き続けるという感じがします。

そうだと思います。

僕は以前レストランをやっていた時は普通のカレーは出さずに焼きカレーだけを出していたんですよ。自分は焼きカレーを出した。それでマスコミ関係の方などが嗅ぎつけて取材に来るようになった。

それで焼きカレーばっかり出ちゃって困ったなあって感じで(笑)。まあそれしか出なかったという訳じゃないですけどね。

今後は機会があれば門司港エリアの少し離れたところで何かやりたいですね。

撮影画像
前回の訪問では店舗全体の写真撮影などが出来なかったので、可能であれば是非店舗の写真などを追加出来れば。
ギャラリー画像01
二度に渡ってお話をお聞きさせて頂いた伽哩本舗さんの店舗奥側の席から。
ギャラリー画像02
伽哩本舗(本店)の豊富なお食事メニュー。この日はこのメニューの中から「うまかドライカリー」と限定メニューから「シーフード焼きカレー」を頂きました。
焼きカレー・カリイホンポ・本店

焼きカレー シーフード
シーフードの焼きカレー
海の幸と一緒に香ばしく焼き上げた一品です。
特製海鮮のスープカレー
ライス付き
海鮮の旨みが混ざり合いまろやかな深みのある味です。
ドライカレー
黒毛和牛のひき肉とライスを丹念に炒め上げた一品です。

焼きカレー 昔
和牛メンチカツカレー
黒毛和牛を使った旨みのあるメンチカツです。
漁師風海鮮のカレー
海鮮の深みのある味を是非ご賞味ください。
昔の焼きカレー
昭和30年代最初に作られビーフ入り焼きカレー。



伽哩本舗(カリイホンポ)

「焼きカレー」伽哩本舗博多本店
福岡市博多区上川端町6−135
TEL 092-262-0010

11:00〜20:30(OS 20:00)

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